白浜での自動車部ソーラーカーレース、大会史上最年少ドライバーも

荒井 翔平(2009年 普通科卒)

10月6日、南紀白浜空港旧滑走路にて「2024 白浜エコカーチャレンジ」が開催されました。今回は、中学・高等学校の自動車部がレジェンドクラスにエントリーし、2日間の合計8時間耐久レースに挑戦しました。使用した車両は大学の2号機(プラクティス)にあたる車体です。全ドライバーが初レースということもあり、顧問の島田副校長もレースの様子を見守りました。また、今回、初めて中学生の部員もドライバーとして参加し、チームメンバーと切磋琢磨しながら力強く走り抜きました。

結果は9位でしたが、14歳という史上最年少ドライバーの挑戦が評価され、「Passion and Effort賞」を受賞。受賞したきっかけとなった、中学3年生の公文林太郎さんは、「1日目は温存走行を意識し、2日目は追い上げに集中し、緩急をつけた運転を心がけた」と振り返り、「今回の経験を次に活かしていきたい」と意気込みを語りました。

また、大学ソーラーカープロジェクトの濱根教授もレースを現地でサポートし、レースが終了後に部員たちに対して「伸びしろがあるドライバーたちが揃っており、今回の経験があれば次回は多くの大学を超えるようなレース展開も夢ではない」と期待を寄せました。

現地には、和歌山県在住の工学院大学の卒業生で構成される「校友会 和歌山県支部」のメンバーも応援に駆け付け、熱心に車両のことやレースの状況について質問していました。

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