2024年11月、校友会第20回全国大会・高知大会が開催されました。本会からは会長・内野正之さんをはじめ、岡安彰さん、太田正利さん、小林保男さん、荒井翔平さんの計5名が参加し、校友会支部や他同窓会の方々と親睦を深めました。その大会翌日に行われたオプショナルツアーの一つに参加した太田さんからのレポートです。
- 11月9日(土)
- 記念式典:高知県立県民文化ホール・グリーンホール
- 祝賀会:三翠園(旧山内家下屋敷跡)
- 11月10日(日)
- オプショナルツアー①/龍馬コース:高知城・牧野植物園・桂浜散策・坂本龍馬記念館
- オプショナルツアー②/佐川・仁淀川コース:さかわ町あるき、名越屋沈下橋・桂浜散策
太田 正利(1973年 普通科卒)
高知大会翌日の11月10日、私はオプショナルツアー「龍馬コース」に参加しました。高知城では天守閣まで上りました。城の天守までは急な階段梯子を4回も上ります。上ってはまた上り、息はみだれ、足は上がらなくなり、どうにもならない大変な経路でしたが天守からは高知市内を一望でき、魅力的な高知城でした。
そして、牧野ボタニカルガーデンはNHK朝ドラの主人公で有名になった、牧野富太郎博士の植物園です。1958年開園、8haの園地には3,000種類以上の植物が四季を通して楽しめます。園内では朝ドラで出てくる植物の展示名札に印があります。例えば牧野植物園のロゴマークはバイカオウレンの葉で、高知では春を告げる植物の一つです。東京にいた牧野博士は故郷に思いをよせ、事あるごとにバイカオウレンの葉を眺めたそうです。
また、牧野富太郎博士の妻の名前は「壽衛(すえ)」です。牧野博士は妻への感謝の気持ちを込めて、仙台市で発見した笹を「寿衛子笹(スエコザサ)」と命名しました。
【参考】寿衛子笹(スエコザサ/すえこざさ);高知県出身の植物学者・牧野富太郎が妻の名前にちなんで命名した植物。葉は長さ10cm程度の長楕円形。 表面に白くて長い毛が並び、葉の縦半分が向こうに反り返って皺になる特徴を持つ。(庭木図鑑「植木ペディア」https://www.uekipedia.jp より)