高校時代の思い出とこれからの歩み

丹 歩輝(2024年 普通科卒)

私は高校時代、文理先進コースに在籍し、さまざまな活動に積極的に取り組んできました。高校では広報班として文化祭の広報や企画に携わるとともに、文化祭実行委員として会場設営や当日の運営を担当しました。特に高校2年生のとき、コロナ禍明けの文化祭では、音響や映像設備の仕様を検討し、機器の選定や購入、設置までを一手に引き受けました。裏方の立場で文化祭を支えた経験は、責任感や実務能力を高める貴重な機会となりました。また、卒業後は後輩が音響や映像設備の取り付けで困らないよう、接続方法をわかりやすくまとめたマニュアルを作成し、誰が実行委員を担当してもスムーズに運営できるよう環境を整えました。

また、テニス部にも所属し、部長として合宿の計画やチームの運営を任されました。合宿では、場所の選定や当日の練習メニュー作成、しおりの準備を行い、計画から実行まで全体をまとめていきました。長時間の練習を終えた後には、夜にメンバーとゲームを楽しむなど、チームの結束を高める工夫もしてきました。

これらの経験を通じて、リーダーシップや計画力、実行力を磨くことができました。このように培ったリーダーシップやチームワークの大切さは、現在の私の大学生活においても生かされています。さらに、卒業後は母校の中学校でテニス部のコーチを務め、後輩の技術向上を支援するとともに、部活動を通じて後輩たちの成長が見られることにやりがいを感じています。

現在は工学院大学建築学部に進学し、忙しいながらも充実した毎日を送っています。大学生活では、建築を学びながら仲間たちと楽しい時間を過ごし、メリハリのある充実した日々を送っています。最近では、大学の課題として出される建築模型制作の締め切りに追われる日々が続いていますが、その中でも大学の友達と軽井沢に、現地の建築物を見学と遊びを兼ねて訪れました。勉強と遊びのバランスを取りながら、忙しさの中にも充実感を感じる生活を送っています。高校時代に培った経験やスキルを生かしつつ、今後もさらに成長を目指して努力を続けていきたいと思っています。

関連記事

TOP