岩本 ゆりな(2017年普通科)
こんにちは!2017年普通科卒業の岩本ゆりなです。中学からの内部進学生で16期にあたります。同期は動物園にいるかのような賑やかすぎるメンバーが勢揃いで、いい意味で変わった人ばかりでしたが、毎年の忘年会で会うと、ものすごく大人になったな〜と感じる面々が揃った代です。私がそんな中で変わっていたところは、「すぐどこか行っちゃう」でしょうか。
海外研修から得た大きな夢
中学時代、3週間のオーストラリアでの研修が初めての海外。英語を幼い頃から習っていたのもあり、英語しかない世界がとても新鮮でした。高校に入ったらセブ島の語学研修やオーストラリアでの3ヶ月間の留学プログラムに参加。もっと海外で過ごしたい、オーストラリア最高!となった私は、当時の夢であった航空エンジニアになるためにもっと学びを深めたいと、3ヶ月留学でお世話になった学校やホストファミリーに自分で受入依頼をし、トビタテ留学JAPANの奨学金を活用させていただき、さらに3ヶ月間のオーストラリア留学を高校2年で経験できました。高校3年になっても機会に恵まれてニューヨークやボストンに1週間程(受験期にもなって行ってしまう私は大変担任を心配させました笑)。工学院だからこそ得られた機会を活用しながら、普段の学校生活も含めて、私の礎になる経験や思い出ができました。工学院に通えたことが今の私の誇りです。
大学と就職は全部つながっている
とりあえず行ってみよう!やってみよう!の精神で大学、そして就職へ。中高生時代に思い描いた世界では全くないけれど、置かれた場所でとりあえずやってみようの毎日です。今の仕事は、災害時に備え、防災減災の取組を多様な団体や人とともに講座やイベントの企画、ネットワーク組織の運営を行ったり、情報誌作成のため取材から編集までをやったりと、多彩な事業を同時進行で行い頭フル回転の毎日です。中高時代に色んなところに行き、たくさんの人たちと出会った経験は、仕事にとても活かされています。誰とでも臆することなく話ができるし、これまでの出会いをきっかけにして情報誌の取材ができたこともあります。1度の経験はそれで終わりではなく、これからもそれを上手く活用していくことが大切なんだと日々実感しています。
現在の趣味はバスケの応援
そして、職場での新たな出会いをきっかけに、今はバスケの応援に沼ってます!なんとなく誘われて観戦に行ってみただけなのに、日本中そしてパリオリンピックにも応援に行くほど。毎試合、推しの活躍に喜び、チームの躍動に心動かされ、「ココロ、たぎる。」瞬間が毎回です。ぜひ一度足を運んでみてください。そして、この沼のおかげで、アウェイにも直接応援に行ってみよう!と思いたち、今まで行ったことのなかった地域を巡り、美味しいご飯と少しの観光を楽しみ、各チームのブースターの方や地域の方から温かな優しさを毎回のようにいただく、観戦旅行がいまの楽しみです。行ってみたいの気持ちでチケットを取ったオリンピックは、やっぱりすごいの一言に尽きます。観客席が一体になった応援や世界各国の人々が敵味方関係なく競技に熱狂する様子は圧巻でした。パリはとても素敵な場所だけど、行ったからこそ分かる地域の陰の部分を知ることができたし、浴衣を着て応援に行ったら現地の方との撮影ラッシュで、日本が愛されていることも実感しました。社会人になってもまだまだ私の世界がどんどん広がっているのは、バスケのおかげです。
何がきっかけになるかは分からない。ひょんなきっかけもあれば、自分の努力で得られる機会もある。なにごとも躊躇せず「とりあえず行ってみる。やってみる」で得た経験が、今の私を支え、そして世界を広げています。これからもこの気持ちを大事に過ごしていきたいです!